今回は以前の記事をマスターデュエル用に編集し直したものって思って書いてたらたら全く新しい記事になりました、斉藤伸也です。純鉄獣の展開を載せています。純鉄獣に慣れてきたら、十二獣を採用した安定感と対応力の高い十二鉄獣を組んでみることをオススメします。画像は遊戯王ニューロンから引用。
最近の遊戯王に馴染みのない方にも深く理解していただけるよう理由の説明を意識したら思ったより文章量多くなってしまったので、各々必要なところだけでも読んでいただければと思います。
目次
- 目次
- サンプルレシピ
- 展開
- 知っておくといいプレイング
- 注意点
- 挨拶
サンプルレシピ
検索用文字起こし
鉄獣各3、レスキューキャット3、増殖するG、うらら各3、PSYフレームギアγ2、PSYフレームドライバー1、わらし1、ニビル1
墓穴の指名者2、抹殺の指名者3、炎舞-天キ3(キが変換できないためこの表記)、金満で謙虚な壺1、強欲で貪欲な壺2、鉄獣の抗戦2、無限泡影1
エクストラ
ルガル1、シュライグ2、ベアブルム1、フェリジット2(ここまで鉄獣リンクモンスター)、アクセスコードトーカー、アポロウーサ、戦華盟将-双龍、転生炎獣アルミラージ、アーゼウス、フレスヴェイス、ヒータ、クランブルロゴス、ヴァレルSドラゴン(サベージ)
サイドデッキは省略
優先して必要なところ
・メインデッキ
鉄獣要素。ケラス、キャット、リボルトは人によって枚数を調整しているため、減らすなどは全然あり。
ルガル1、シュライグ2、フェリジット1、ベアブルム1、双龍1、ここは必須です。増やすとしたらフェリジットorベアブルム>シュライグ>双龍>ルガルでしょうか。ベアブルムとフェリジットはどちらかが2であればいいですが、オススメはフェリジットです。双龍を増やすと気軽に双龍を使えるということ、基本の採用枚数が1のため意表をつけるメリットはありますが、URなのであれば試してみてもいいかも程度です。
妥協してもいいところ
メインデッキ
手札誘発、抹殺の指名者、墓穴の指名者。デッキギミックとは関係ないため、足りなくてもオッケー。この中の優先度は誘発>墓穴>抹殺。抹殺も2枚のことがしばしば。
壺系統も、勝手が大きく変わって一気にプレイが難しくなるため、最初は無しの方がいいかもしれません。手札誘発の枚数にも言えることですが、相手の妨害をするより、自分の展開を通す方が勝ちやすいということは覚えておいてください。
手札誘発は後攻の場合により強くなるカードのため、代わりにダイナレスラー・パンクラトプスやライトニングストーム、サンダーボルト、激流葬など後攻でも強いカードを採用するのはオススメです。
電脳等の展開系に気持ち寄せて組んであるため、マスターデュエル環境のエルドリッチの多さから、ハーピィやライトニングストーム、ツインツイスターといった魔法罠を破壊するカードを入れておくのは全然あり。
エクシーズ枠、γ用8シンクロ枠、ヒータ
この辺は自由枠というやつで、人によって好きなカードを採用しています。この中で最も出番があるのはエクシーズ枠です。アーゼウスというモンスターがかなり強い妨害になるので、この中での優先度は1番高いです。
ヒータはミラー(同じデッキ同士の対戦のことです)用で、フラクやキットを釣り上げる目的があります。ほぼ使わないので、アーゼウスを強く使うためのダウナードマジシャンを採用する方がいいかもしれません。
画像には無いですが、ヒダルマーというリンクモンスターは永続罠を破壊できるため、枠に余裕があれば採用を検討してみましょう。
どちらにも書かれていないカードはそこそこ大事なので、こつこつ入手していきましょう。
魔法罠破壊に寄せた構築
サイドデッキは気にしないでください。
展開
フラクトール
・双龍+任意の鉄獣
フラクトール効果、キットorナーベル墓地、(キット効果ならナーベル墓地、)ナーベル効果で(基本的には)キットサーチ、キット召喚2体除外で双龍
キットを残すと、双龍のコストにしたり相手に破壊されたりすることでナーベルを墓地に送れます。ナーベルのサーチで次のターンも鉄獣モンスターを召喚して効果を使うことができます。
そして召喚する鉄獣モンスターですが、
ケラスから入るのは無しです。
同名の鉄獣のリンクを出す効果は1ターンに複数回使えないため、ケラス止めたら展開を伸ばせないことを相手に伝えてるのと同義です。
キットの特殊召喚効果にチェーンして増殖するGを発動された場合は基本この展開です。
他に鉄獣を持っている場合は後述の複数持ちパターンの展開へと向かいましょう。
・ルガル+鉄獣の抗戦(罠)
ナーベルのサーチ効果まで省略。フラクトールorキットサーチ、召喚し効果でベアブルム、効果を使った鉄獣とベアブルムでルガル、ベアブルム効果で抗戦(リボルト)を手札に。相手ターンにリボルトでシュライグを出します。
ライトニングストームをケアした展開です。モンスターを破壊されてもリボルトは残り、妨害になります。魔法罠破壊効果にはリボルトをチェーンしシュライグを立てます。ここでシュライグの除外効果は使いません。妨害したいタイミング(相手のメインフェイズ中限定)でルガルの効果を発動し、シュライグの除外効果を誘発させます。
フラクトールかキットどちらにするかはデッキ・手札の鉄獣、レスキューキャットや炎舞テンキの枚数次第。デッキのフラクやキットが足りなくてそれらが事故になるリスクは減らしておきたいです。
・2ウーサ(攻撃力1600のアポロウーサのこと)
フラク→キット→ナーベル→鉄獣サーチ、召喚3体除外で効果、ルガルかフレスヴェイス、2体でリンク。リボルト持ってる時にやる時あります。
・アクセスコード攻撃力5300(リンク3を素材にしている)
2ウーサと同じです。ウーサの代わりにアクセス。ニビルがいる時にトークン割りつつ3000+5300で終わらせることができます。シュライグ残ってても3000+5300でワンキルできるので覚えておくといいです。
フラクトール+鉄獣+手札
・2ウーサ+リボルト(ss5回)
フラク→ナーベル→手札の鉄獣と被らない鉄獣サーチ→キットorナーベル召喚効果2体除外、フェリジット、フェリジットの特殊召喚効果、鉄獣、鉄獣2体(フェリジット残し)でリンク、ベアブルム、ベアブルムとフェリジットでアポロウーサ、ベアブルムチェーンフェリジット、リボルトサーチで手札1枚戻し。
基本的な展開です。原始生命態ニビルをケアできることもあり、よく使います。先攻の時のナーベルのサーチはキットとケラスを揃えるようにするといいです。1体目やフェリジットを無効にされそうな場合に、ケラス特殊召喚からの攻め手を匂わせられるという理由があります。
キットかナーベルを指定しているのはエフェクトヴェーラーのようなカードを受けても、次のターンに戦闘破壊等されるとサーチができ、自分のターンの攻め手にできるためです。この時のサーチもキット、キットかナーベルあればケラスが基本ですが、相手モンスターを戦闘破壊するためにフラクトールにすることが稀にあります。
ベアブルムの効果で戻すカードは最優先でドライバーや被ってしまった壺や抹殺です。それ以降は制約で使えさなそうならγ、鉄獣モンスター(次のターンにナーベルでサーチできるため)、被ってしまったリボルトあたりがオススメです。
残したいカードはやはり誘発ですね。妨害が盤面に寄っているので、サンダーボルトなどに弱いため、手札に妨害を握っておきたいです。
・ルガル+双龍+リボルト(5回までにリボルトは確定
フラク→ナーベル→キット召喚2体除外でフェリジット、フェリジット効果でキット以外の鉄獣特殊召喚、フェリジットとキットでベアブルム(ベアブルムのリンク(矢印)先を空けておく)、フェリジット効果で手札入れ替え、鉄獣効果で双龍、ベアブルムと鉄獣でルガル、ベアブルム効果でリボルトサーチ。
2ウーサが高打点モンスターで突破されやすいなど有効に働きにくいデッキ相手や、ツインツイスターといったバック破壊をケアする場合に主に使用します。シングル戦だと相手のデッキが分からないため、どちらにするかは難しい問題ではあります。
フラクトール+鉄獣+リボルト
・3ウーサ+リボルト(4回)
フラク→ナーベル→キット召喚2体除外フェリジット、フェリジットで鉄獣特殊召喚、3体でウーサ。
ニビル受けない展開方法かつ、ウーサの攻撃力も高めにできます。
・2ウーサ+双龍+リボルト(6でウーサ)
フェリジットで特殊召喚まで一緒、使用済み鉄獣とフェリジットでルガル、フェリジットで手札入れ替え、鉄獣で2体除外して双龍、鉄獣とルガルでウーサ。
ニビル割り切りやニビルを止めるための抹殺を持っている場合、妨害数を確保したい相手の場合にする展開です。
・2ウーサ+ルガル+リボルト(6回)
ルガル出すまで一緒、双龍の代わりにフレスヴェイス、フレスヴェイスと鉄獣でウーサ。
多分そんなにやらないです。一応。
ケラス+キット
・アルミラ+ルガル+リボルト(ss5回)
キット召喚、アルミラージリンク召喚、キット効果ナーベル、鉄獣サーチ、ケラス特殊召喚、2体除外でベアブルム、鉄獣とベアブルムでルガル、ベアブルムでリボルトサーチ。
Gうららを受けるしかない時の展開です。下の展開の方が強いのは間違いないです。
・3ウーサ+リボルト(ss4回)
ケラス効果キット捨てて特殊召喚、ナーベル、フラクトールorキットサーチ、通常召喚、アポロウーサ、ベアブルムでリボルト。
Gうららを指名者等で無効にできる場合の展開です。キットにうららが直撃すると上はキット1枚失うだけなのに対し、こちらは手札2枚消費なので、上の展開より被害が大きいです。
ケラス+キット+鉄獣
・4ウーサ+リボルト
ケラス効果キット捨てて特殊召喚、ナーベルで手札で足りない鉄獣サーチ、ケラス2体除外でフェリジット、鉄獣通常召喚、フェリジット効果で特殊召喚、使用済み鉄獣と一般鉄獣でリンク、ベアブルム、残り鉄獣効果で2体除外して何か適当なリンク2、ベア、フェリ、鉄獣、なんかでウーサ、リボルトサーチ。
ウーサだけにリソースを使い過ぎなのであんまりやりません。泡影1枚とか一滴のコスト1枚しか要求できないので。相手がドライトロン等、アポロウーサで分からせられる時にやることがあります。
・3ウーサ+双龍+リボルト
ケラス効果キット捨てて特殊召喚、ナーベル、手札で足りない鉄獣サーチ、鉄獣通常召喚、フェリジット効果で特殊召喚、使用済み鉄獣とフェリジットでリンクしてベアブルム、鉄獣効果2体除外で双龍、ベアブルムと鉄獣2体でウーサ。
妨害数が多いため純粋に強いです。ニビルを貰っても最低限リボルトは構えられます。キットにうららは厳しい。
・ルガル+双龍+リボルト+手札後続(ニビルでリボルトのみ+後続)
ケラス効果キット捨てて特殊召喚、ナーベル、手札で足りない鉄獣サーチ、2体除外でフェリジット、フェリジット効果でケラス以外の鉄獣特殊召喚または通常召喚、フェリジットとケラスでベアブルム(ベアブルムのリンク(矢印)先を空けておく)、フェリジット効果で手札入れ替え、鉄獣効果で双龍、ベアブルムと鉄獣でルガル、ベアブルム効果でリボルトサーチ。
アポロウーサがあまり活躍できない対面だったり、死なないことや次のターンの攻め手を重視したパターンです。激流葬等の罠がある時に強めのパターンです。
・ルガル+双龍+アルミラ+リボルト
キット召喚アルミラージ、ナーベルで鉄獣サーチ、ケラス効果特殊召喚し2体除外でフェリジット、フェリジット効果特殊召喚、使用済み鉄獣とフェリジットでベアブルム、鉄獣効果で双龍、ベアブルムと使用済み鉄獣でルガル、リボルトサーチ。
リンク先注意!
結構リンク先を埋めてしまうというミスが起きやすいです。最初は右のエクストラモンスターゾーンにアルミラージを出しつつ、一般鉄獣モンスターは左側に出すことを意識するのがいいです。
アルミラージによってライトニングストームへの耐性を付けつつ、うららをケアした展開です。キットにうららを貰っても、ケラスで最低限双龍は構えられます。
リボルトを打つ時にリンク先に空きがないので、アルミラージがどいてからか、
アルミラージにチェーンする形でしかリボルトを発動できないことには本当に注意しましょう。
・任意の鉄獣+シュライグ+アクセス53
ケラス効果キット捨てて特殊召喚、ナーベル、手札で足りない鉄獣サーチ、フェリジット効果で特殊召喚、使用済み鉄獣とフェリジットでリンクしてルガル、鉄獣とルガルでシュライグ、鉄獣通常召喚、3体除外してフレスヴェイス、2体でアクセスorシュライグ。
アクセスが2回効果を使えます。ワンキルに向かう時ですね。手順的には先にアクセスでもシュライグでもいいですが、ニビルを貰った時にリソースを残せるのでシュライグ先出し。
・任意の鉄獣+アクセス43+双龍またはベアブルム(テンキあると任意の鉄獣をフラクトールにしたら8000)
ケラス効果キット捨てて特殊召喚、ナーベル、手札で足りない鉄獣サーチ、フェリジット効果で特殊召喚、使用済み鉄獣と鉄獣とフェリジットでアクセス、フェリジットチェーンアクセス、(アクセスで1枚破壊、ここまででss4回、)通常召喚ケラス以外の鉄獣、2体除外でベアブルムor双龍。
キットにうららを打たせてナーベルへのうららをケアをしたい時、ワンキル行けるかもだけど無理だったときのリソース取っておきたい時、手札バウンスしなければならないモンスターがいる時にするワンキル手順です。
キットにうららを打たれても、フラク効果ナーベルでフラクサーチ、ケラスで3体除外ルガル、ケラスルガルでアクセス、フラク通常、効果で双龍orベアブルムでアクセスで破壊はできませんが1バウンス、フラク2000、双龍1700、アクセス4300(テンキ分込み)でワンキルです。
キットにうららパターンもう一つ、ケラスで2体除外フェリジット、2体でルガル、鉄獣通常召喚、3体除外でフレスヴェイス、鉄獣とルガルでアクセス、フレスヴェイス効果でうらら戻し、アクセスでバック1枚破壊、そのまま相手の墓地にモンスターいなければ4800+5300でワンキルです。
相手ほぼノーガードかつ、うららを受けつつGに対して墓穴を取っておきたい時のパターンです。
レスキューキャット(ssたくさん)
・3ウーサ+リボルト
キャット召喚、キット×2(なければケラス)、2体でフェリジット、キット→ナーベル、鉄獣サーチ、フェリジット効果で特殊召喚、2体除外でベアブルム、3体でウーサ、ベアブルムでリボルトサーチ。
・2ウーサ+リボルト(上の展開の手札に鉄獣系+1)
キャット召喚効果、キット×2(なければキットケラス)、2体でフェリジット、キット→ナーベル、鉄獣サーチ、フェリジット効果で特殊召喚、4体除外でシュライグ、シュライグと鉄獣でベアブルム、シュライグで☆4以下の獣・鳥獣、獣戦士サーチ、ベアブルムとフェリジットでウーサ。
D.D.クロウをサーチしたい時のプレイングです。
キャット+獣(ssたくさん)
・3ウーサ+リボルト+双龍
キャット召喚効果、キット×2(なければキットケラス)、2体でフェリジット、キット→ナーベル、鉄獣(ケラス、いれば他)サーチ、フェリジット効果で特殊召喚、4体除外でシュライグ、シュライグと使用済み鉄獣でベアブルム、シュライグでサーチ(大体レスキューキャット、もう使えないため)、キャットコストケラス特殊召喚、2体除外で双龍、ベアブルムフェリジットケラスで3ウーサ。
獣としているのは、ケラスで捨てるコストになる(獣、鳥獣、獣戦士)ならなんでもいいからです。手札にケラス、ケラスのコスト、ケラス以外の鉄獣が揃うようにしましょう。
・4ウーサ+リボルト
キャット召喚効果、キット×2(なければキットケラス)、2体でフェリジット、キット→ナーベル、鉄獣(ケラス、いれば他)サーチ、フェリジット効果で特殊召喚、4体除外でシュライグ、シュライグと使用済み鉄獣でベアブルム、シュライグでサーチ(大体レスキューキャット、もう使えないため)、キャットコストケラス特殊召喚、2体除外でリンク2、場の4体でウーサ、ベアブルムでリボルトサーチ。
一応ドライトロン等ウーサで封殺できる相手でやりますが、エクストラのリソース使い過ぎなのであんまりないです。
フラクトールにうらら+ケラス+キットorナーベル
・3ウーサ+リボルト
ケラス+キットと同じで、ケラス特殊召喚、キットナーベル、ケラス以外の鉄獣サーチ、通常召喚、鉄獣効果2体除外でベアブルム、3体でウーサ。
・アクセス+フレスヴェイス
ケラス特殊召喚、キットナーベル、ケラス以外の鉄獣サーチ(ナーベルならキット通常召喚効果が先)、ケラス(キット)で2体除外フェリジット、2体でルガル(キット効果)、鉄獣通常召喚、3体除外でフレスヴェイス、鉄獣とルガルでアクセス、フレスヴェイス効果でうらら戻し、アクセスでバック1枚破壊、そのまま相手の墓地にモンスターいなければ4800+5300。
やってることはさっきのアクセスフレスヴェイスですが、フラクトールにうららを貰った後、強欲で貪欲な壺を打った時に起こるパターンです。あんまり使わないけど応用として。
知っておくといいプレイング
鉄獣の除外コストですが、アクセスコードトーカーのためにリンクモンスターは後回しにするといいです。あと相手の墓穴の指名者を妨害に利用される場合があるため、次のターンに使うために手札に持っている鉄獣モンスターは除外しておくといいです。また後述しますが、リンク召喚したモンスターは除外コストに使っても戻ってくるので、鉄獣にもアクセスにも使えて少しお得です。
・アクセスコードトーカーの除外は属性を参照します。双龍とウーサ、アルミラージとベアブルムなど、属性が被っていたら双龍やベアブルムはリンクモンスターでもコストにしやすいです。
・リボルトでのシュライグ特殊召喚は4体でもいけますが、リンク召喚したフェリジットやベアブルムを使用すると3体で出すこともできます。ルガル、シュライグ(リボルトで出したものも大丈夫)も使えます。鉄獣の効果で出したものは蘇生できないのは気をつけましょう。
フェリジットを使うと相手ターンに誘発をドローできる可能性が生まれます。ベアブルムも使ってよりデッキ圧縮をすることもできますが、ベアブルムを使うと鉄獣しか特殊召喚できなくなるためニビルやγが使えなくなるのは注意。
・リボルト後のチェーンの組み方ですが、チェーン1と2でナーベルとシュライグ、チェーン3でキットにすると、チェーン1や2のナーベルへのうららやシュライグへのうさぎを避けることができます。先程のと組み合わせて、シュライグとナーベルで2体サーチできたり、ルガルを最後にしてデッキに鉄獣を残したい場合にキットを使わなくても良くなったりします。誘発を引き込みたい場合はフェリジット1、ナーベル2、キット3にするとデッキ圧縮しつつ入れ替えるためのカードが最低限確保できます。
・双龍のコストを自身にするとスキルドレインをすり抜けられます。応用として、シュライグや一般鉄獣モンスターのリンクを出す効果もコストにしてしまえば無限泡影やスキルドレイン等をケアできます。墓穴の指名者が裏目になるのは注意!
・双龍は発動した魔法罠もコストにできます。手札や場に余裕がない時はリボルトや無限泡影にチェーンしてコストにするとお得。後攻だと墓穴等にチェーンしてコストにすることも。発動する前に双龍のコストで送ったカードは発動できないため、逆はできません。
・フラクトールとリボルトを持っている場合、相手ターンに発動する双龍のコストをキットや手札の獣等にすると、リボルトでシュライグを出すことができます。これめっちゃつかいます。
・ルガルは相手のメインフェイズ中にしか使えません。相手からするとシュライグやリボルトを避けたいため、メインフェイズを終了して来る場合があります。そこでルガルを発動してしまうと相手はメインフェイズを続行できるため、ニビルを撃たれたり、安全に動かれたりしてしまいます。もったいなくてもルガルは本当に必要な時まで我慢しましょう。※リボルトでナーベル、キット、フェリジットだと3体でリンク4のシュライグが出せ、ここで4体です。ルガルで追加するとちょうど5体になり、ニビルの条件を満たしてしまいます。
注意点
D.D.クロウのケア
デッキ内の鉄獣を多く残すために、フラクトール→ナーベルで紹介していますが、D.D.クロウをケアするならフラクトール→キット→ナーベルにすれば大丈夫です。環境によってD.D.クロウの枚数は変わってきます。このままエルドリッチが多いと、クロウの採用は増えていきそうですね。
手順通りなのに展開できない場合
鉄獣効果が発動できない場合1
モンスターのリンク先(矢印)が埋まっていないでしょうか?リンクモンスターをエクストラデッキから出す場合、リンク先にしか出せません。キットの召喚位置をエクストラモンスターゾーンの下にすると基本的には大丈夫です。
鉄獣効果が発動できない場合2
1ターンに同じ名前の鉄獣モンスターによるリンクを出す効果は使えません。なのでリンクを出す効果はフラクトール、キット、ケラス、ナーベルの最大4回まで使えるということです。名前の異なる鉄獣のサーチをしておく、ベアブルムの手札を捨てて除外から出す効果を発動した場合は使ってない鉄獣を出す、などを意識しましょう。
リボルトでシュライグが出せない場合
モンスターゾーンが埋まっているとシュライグは出せません。リンク召喚でフェリジットやベアブルム、ルガルを出しておくと、モンスターゾーンの空きが少なくてもシュライグを出せます。
挨拶
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